字幕放送とは

字幕放送は、テレビ番組の音声を文字列で表現したものです。ナレーション、台詞、会話、効果音、音楽などを文字やマークで表わします。普通のテレビ番組や映画などの画面で見る文字(字幕)は誰が見ても字幕が見えるため「オープンキャプション」と呼ばれています。それに対して字幕放送は「必要な人が、ボタンで選択すれば字幕が見られる」ことから「クローズドキャプション」と呼ばれています。

字幕放送は、聴力に障害のある方やテレビの音声が聞こえにくい高齢の方のために、テレビの音声を字幕でお伝えする補完的な放送サービスです。現在、日本では聴覚に何らかの障害のある方が600万人いるといわれています。今後も高齢者が増えていく中で、字幕放送を必要とする人はますます増えていくと思われます。

空港や病院、役所の待合室など大きな音を出せない所に置いてあるテレビについても、字幕を表示すれば、テレビの情報を得ることができます。テレビの字幕放送は、聴覚障害者の方々だけではなく、広く一般の方々が情報を得る有効な手段です。

Q字幕放送は いつから始まったの?

A日本で最初に字幕放送されたのは、1983年(昭和58年)10月、NHKの連続テレビ小説「おしん」での実験放送です。本放送は、1985年(昭和60年)11月からで、NHKは連続テレビ小説「いちばん太鼓」、日本テレビは「それは秘密です」、フジテレビは「一枚の写真」からです。

Q生放送の字幕は いつから始まったの?

ANHKでは、2000年(平成12年)3月「ニュース7」の一部で開始しました。ニュース以外の番組では2001年(平成13年)の第52回NHK紅白歌合戦が最初の生字幕放送でした。

Q字幕放送番組は どんどん増えるの?

A2007年(平成19年)10月の総務省の行政指針では、2017年(平成29年)までに複数人が同時に会話を行う技術的に困難な番組などを除き、午前7時~深夜0時までの時間帯すべてを字幕化するとなっています。この指針に基づき各放送局で計画を立て、字幕放送の拡充を進めていくことになります。

Q字幕放送の利用者は?

A現在、日本では聴覚障害者や高齢になって耳が不自由になった人が、約600万人いるといわれます。さらに人口構成の高齢化は今後も続き、65歳以上の高齢者人口の割合は、2020年には27%に達する勢いです。字幕放送を必要する人たちは、ますます増えていくと思われます。また空港、病院の待合室など、大きな音を出せない所に置いてあるテレビについても、字幕を表示すればテレビの情報を得ることが出来、一般の方々にとっても有効な情報を得る手段となっています。

生放送の字幕制作

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事前収録番組の字幕制作

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