BS世界のドキュメンタリー


<シリーズ アラブ世界 変革のうねり>非暴力革命のすすめ~ジーン・シャープの提言~

2012年2月21日(火) 0:00~0:50

2012年2月27日(月) 18:00~18:50再放送

2012年4月13日(金) 0:00~0:50再放送

見どころ

「社会的義務を放棄する」「不買運動を起こす」「芸術を通して抗議する」「選挙に行かない」「法を無視する」…。ジーン・シャープ博士が提唱する非暴力革命の方法は、198に及ぶ。自分の考えを後押ししてくれた物理学者のアインシュタインに敬意を表し、30年前、その名をつけた研究所を設立。アフガニスタン出身の若い女性のスタッフとともに、80歳を過ぎた今も戦略的非暴力論の研究を続ける。

博士の考えに共鳴し、その伝承者となったのが、ベトナムから帰還したヘルベイ大佐だった。1990年代、大佐はミャンマーで軍事政権と戦っていた少数民族のカレン族に、暴力を使わない抵抗運動の方法があると説いた。また2000年には、セルビアの民主化運動のリーダーが、シャープ博士の唱える非暴力革命を実行し、ミロシェビッチを政権から引きずり下ろすことに成功した。

2011年1月にエジプトで起きた民主化運動では、活動家が2006年からシャープ博士を訪れ、またムスリム同胞団もシャープの手引き書をアラビア語で翻訳して準備を進めていたという。現在、シリア政権の崩壊に向けて国中に隠しカメラを配置し、市民に対する暴力を世界に発信している活動家もそうした一人だ。

番組は、シャープ博士やヘルベイ大佐へのインタビューや、民主化運動のリーダーたちの証言、そして現代の非暴力闘争の歩みを映し出す貴重な資料映像で、世界の影響を与えてきたシャープ博士の非暴力革命の全貌を描く。

※放送内容は、変更になることがあります。詳しくはNHKオンライン番組表をご覧ください。