G-Media 現場にフォーカス

こんなことやってます!中部支社

軌道に乗った“ニュース生字幕”

2013年1月に発足した中部支社は、ニュースの生字幕放送と映像制作の2本を柱に業務を進めています。その後、ニュースの生字幕の正確な送出、付与率の向上に取り組むとともに、映像制作ではノンリニアシステムの「フェーズ3」に積極的に取り組んでいます。

“ニュース生字幕”の取り組み

中部支社は2013年4月から始まった名古屋局の“ニュース生字幕”本放送に向けて開設されました。その翌月に映像制作の社員が加わり現在に至っています。まず、ニュースの生字幕は名古屋局発の地域ニュース「ほっとイブニング」(610)、「ニュース845東海」(845)の2番組に付与しています。当初は、項目ニュースを読むアナウンサー音声に字幕を付与する「アナソロ」のみの対応で、2013年4月の「610」の月平均付与率は47.5%でのスタートでした。

「ほっとイブニング」の送出作業

「ほっとイブニング」の送出作業

名古屋局の「610」は日によって演出形式が違い、長尺の特集や企画など「カタマリもの」が多いのが特徴です。企画が追い込んだ場合は、ニュースの出稿状況との兼ね合いでやるかどうかの判断に苦慮することもあります。またキャスターの感想も含めたフリートークも多いため、編責はギリギリまで粘ってフレキシブルな対応を心がけています。1年を経て習熟度が高まった今では、汎用化された完パケリポートの原稿を事前に打ち込む“原稿出し”や記者のリポート音声を生かしながら送出する“放送音声出し”、さらにリハーサルで音声認識の変換状況を確認したうえで、対応可能と判断したスタジオでの記者解説、県警からの中継リポートなど、「やれるものはやる」ことで字幕付与率の向上に務めてきました。昨年度の年間付与率は64%でしたが、今年度に入ってからは73%台を維持、90%を超える日もあり、名古屋局での“ニュース生字幕”は軌道に乗ったと思います。

“フェーズ3”にチャレンジ

フェーズ3 ノンリニア編集機と青木さん

フェーズ3 ノンリニア編集機と青木さん

2013年5月に配属となった青木沙知子さん。1年たった今では項目ニュースだけでなく「610」の特集企画や旅ものなどを担当し、泊まり勤務のローテーションにも入り映像制作の貴重な戦力として活躍しています。名古屋局は岐阜局とともに報道局に続く地方局ニュース制作のテープレス化“フェーズ3”の先陣を切るパイロット局となっています。6月までに6式が先行配備され、最終的にはデスクトップ9式+ノート型2式が配備されますが、青木さんは早くも編集機を使いこなしていて、職場の信頼も厚く頼もしい限りです。

「カンシャ カンレキ これからも」

カンシャ カンレキ これからも NHK名古屋 テレビ60

2014年、名古屋放送局はテレビ放送を開始してから60年、還暦を迎えました。「カンシャ カンレキ これからも NHK名古屋 テレビ60」をキャッチコピーに特番や視聴者サービスに取り組んでいます。中部支社は名古屋局の歴史の中では新参者ではありますが、報道の最も新しい業務に当たっているとの自負をもって仕事に取り組んでいます。あまり変化のなかった名古屋の町並みも、名古屋駅の周辺ではリニア新幹線の開通を前に高層ビルの建設ラッシュが続くなど一気に変わり始めています。トヨタを中心にモノづくりも健在。一方南海トラフで想定される海溝型の地震への備えなど、ニュースのネタには事欠きません。生字幕、映像制作とも、ミスのない、ひとにやさしくわかりやすい放送をモットーにこれからも励んでいきたいと思います。

(2014年8月)