時代はデジタルサイネージ
テレビとは違うやりがいがあります

渡邊 朱里

デジタルサイネージ・モバイル事業

2014年入社
東洋大学卒

時代はデジタルサイネージ
テレビとは違うやりがいがあります

プロフィール
趣味は旅行とライブ鑑賞。学生時代は“下北系”と呼ばれるバンドを追いかけて夜行バスやフェリーに乗り、全国各地に出かけていました。いまハマっているのは韓流アイドル。韓国にもよく旅行に行きます。モットーは「何事にも全力投球」。趣味も全力で楽しんでいます。

電車などで流れる動画を提供する仕事です

私の仕事は、街頭ビジョンや店頭、公共交通機関などに設置されているディスプレイなどのデジタルサイネージにコンテンツを提供することです。電車のドアの上や、病院の待合室にあるディスプレイを思い浮かべてもらえると分かりやすいと思うのですが、こうしたデジタルサイネージに、NHKの最新のニュースや天気予報、日本の美しい景色や、過去の貴重な映像集などを届けています。社内には、映像編集に長けた人、NHKの映像アーカイブを熟知した人も多くいるので、そうした人の力も借りながらお客様のニーズに合わせたコンテンツ開発も進めています。

わが社の仕事のほとんどは、NHKから委託をうけ、NHKに納品するものですが、私の部署の顧客はすべて一般の方々です。「コンテンツを入れたい」「コンテンツに興味がある」という問い合わせからサービス提供につながることもあれば、顧客拡大を目指し、営業していくこともあります。これが、社内の他の部署とは大きく違うところです。

無事に流れたコンテンツを見ると感動します

お客さんとの対応により、「コンテンツを入れましょう」となれば、契約書を作り、システムの設定を担当者にお願いします。「実際に映りました」と連絡を受けるまで、さまざまな準備、関係者との調整すべてを自分で担当するので、やりがいがあります。新たな契約が決まると「やった!」という達成感もあります。大変だからこそ、おもしろいと感じるのかもしれません。

今までで一番印象に残っているのは、愛媛の大学にコンテンツを導入していただいたときのことです。私たちから、新しい配信方法を提案し、それを初めて取り入れていただきました。実際に現地で映像が流れていることを確認できたときには、「わー、本当に流れてる」と感動しました。私が初めて担当した契約でもあったので、うれしかったですね。

お客さんは全国にいるので、旅先の電車内で自分が担当したコンテンツが流れていたりすると「おっ」と思ったり、友だちに「あれを売るのが、私の仕事だよ」と自慢したりしています。

常に情報収集 字幕制作の経験が役立っています

私はもともと字幕制作の仕事をしていて、初めての異動でいまの部署に配属されました。異動後すぐは、放送とは違うサイネージのシステムに戸惑い、お客様に十分に説明することができませんでした。分からないことは部署の先輩に教えてもらい、今もずっと助けてもらっているのですが、私からはとにかく何でも聞くようにしています。雑談でも街中のサイネージや街頭ビジョンの話をすることが多いですね。お客様からもサイネージの情報を聞いたり、展示会などで専門知識を得たりしています。話をすること、聞くことは苦になりません。異動から1年たったいまでは、一通り説明できるようになりました。

いまの部署への異動は、自分が異動希望を出したことがきっかけでしたが、当初はかなり苦戦したんです。それでも「一生懸命にやる」をモットーに、とにかく仕事と向き合いました。そうするうちに、お客様から「コンテンツに字幕をつけてほしい」と要望をもらう機会がありました。そこで、自分で字幕を作ってみたら評判がよくて…。以来、わが社から、提供するコンテンツに、私が字幕を制作する機会が増えています。異動後も、字幕制作の経験やスキルが生かせるとは思っていなかったので、とてもうれしかったですし、自信にもなっていますね。

これからは“テレビだけ”じゃいけない

一世代前の街頭ビジョンは画面のドットが大きくて画も荒いものばかりでしたが、最近は高精細のサイネージが増えていて、お客様から「4Kの映像がほしい」という要望があったりします。最近は、湾曲していたり、3D映像に対応した画面も普及しています。新しいサイネージ配信機材の開発も盛んです。そういったところは今後どんどん進化していくので、環境に合わせてコンテンツも増やしていこうと考えているところです。

わが社はテレビのコンテンツを作る会社ですが、WEB記事やネット動画の制作、SNSの運用支援など、テレビじゃない仕事は増えていて、その重要性はどんどん増しています。デジタルサイネージに関わる私は、まだまだ新しいことができるのではないかと感じています。「ネットに比べ、テレビに元気がないのはわかっていますが…、だからこそ、テレビのコンテンツをサイネージをはじめ、さまざまな媒体で利用してもらいたい!」と、気概のある人たちが入社してくれるとうれしいですね。


1日のスケジュール

  • 10:30 出社/配信する映像のチェック
  • 11:30 商談(新規で導入を検討されている顧客や施工会社とオンラインで打ち合わせ)
  • 12:30 昼食・休憩
  • 13:30 営業(問い合わせがあったお客様に連絡し、資料を送付)
  • 14:00 配信する映像のチェック
  • 14:30 社内打ち合わせ(部署の同僚たちと担当している商談の進み具合や、サイネージ業界の情報を交換)
  • 15:00 社内打ち合わせ(営業用サイトを更新するため、社内の別部署の担当者と改善策を相談)
  • 17:00 契約書や請求書類の作成
  • 19:00 退社

小堀 剛

映像制作ディレクター

ニュース映像を届ける“最終走者”「伝えたい」という気持ちを大切にしています

金窪 夏生

字幕制作ディレクター

“音を字幕で表現しきる”仕事に使命を感じています

根立 真衣

スポーツ中継ディレクター

「いい瞬間」をとらえたとき大きな達成感を覚えます

渡邊 朱里

デジタルサイネージ・モバイル事業

時代はデジタルサイネージテレビとは違うやりがいがあります

餌取 慎吾

番組制作ディレクター

番組は自分ひとりでは作れません人と出会い、つながり、思いに耳を傾ける

丸岡 朋生

ニュース制作ディレクター

世界のニュースを体感できる仕事毎日とても刺激的です

籾山 智章

ニュースカメラマン

誰でも映像を撮れる時代だからこそ心に響く映像をめざしています

伊藤 紅衣

国際映像コーディネーター

“歴史的瞬間”に立ち会う感動日本にいながら世界に関われるのが魅力

田邊 幸

映像制作ディレクター

NHKコンテンツのワクワク・ドキドキをより多くの人に届けたい

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