NHKコンテンツのワクワク・ドキドキを
より多くの人に届けたい

田邊 幸

映像制作ディレクター

2018年入社
法政大学卒

NHKコンテンツのワクワク・ドキドキを
より多くの人に届けたい

プロフィール
NHKスペシャル「新・映像の世紀」に心動かされ、NHKのコンテンツ制作に携わりたいと就職活動。入社後はNHKの地域放送局で研修後、制作ディレクターとしてNHKの報道番組の制作に携わる。特技はクラシックバレエ。好きなNHKの番組は「魔改造の夜」と「Eテレ2355」。

NHKのSNS発信を サポートする仕事です

私が所属するデジタル推進室は、NHKのデジタル発信を支えるさまざまな業務をしています。部署内には、報道に活用されるデータの収集・分析を担うチームや、ホームページの運用などを通じて災害情報の発信を担うチームなどがありますが、私のチームはNHKのSNS運用支援や分析に携わっています。私がSNSの発信をしているわけではなく、「それぞれのアカウントが、いつ、どんな発信をしているか」をチェックし、「どういう発信が伸びているか」を分析し、それぞれのアカウントを運用する人たちに「こんなふうに発信しませんか?」と投げかけるのが仕事です。

あまり知られていないかもしれませんが、NHKが使用するSNSはTwitter、Instagram、LINE、Facebookなどあり、主要番組のSNSのほか、各地域の放送局ごとにSNSを運用しているので、アカウントはTwitterだけで180以上あります。仕事では、必要なアカウントのツイートを一覧できるツールなどを使って、つぶやきを常にフォローしています。一方で、広くSNSで話題になっていること、日々のトレンドも追いかけて、運用に役立つ情報収集をしています。

テレビを見ない世代にも 番組を届けたい

じつは、いまの部署に異動したのは2022年4月で、それまでは報道番組の制作ディレクターをしていました。もともとNHKの番組がすごく好きでこの会社に入り、番組を作るのがおもしろいと思っていたのですが、私たちの世代はテレビよりネットに触れている時間のほうが長いというのが現実です。取材をしていても「テレビを持ってない」という若い人が多くて、せっかくいい番組がたくさんあるのに見てもらえないのはもったいないと思っていました。それで「NHKのコンテンツをどう届けるか? どう見てもらうか?」ということを考えるようになり、いまの部署に異動を希望したんです。

実際に異動してみると、想像以上に覚えることが多くてびっくりしました。放送も専門性が高い世界ですが、デジタルも専門用語が多く、使用するツールは、それまで自分が使っていたものとは違うものばかり。本当に一から勉強する感じで、奥が深い世界だと感じています。

私は番組制作のディレクターだったので、制作サイドがどんな思いで番組を作っているか知っていますし、リスペクトもしています。デジタルを活用すれば、番組を放送以外の形でもっとたくさんの人たちに届けられる可能性が増えますし、制作者の思いを知る私だからこそ出来る仕事があるんじゃないかと考えています。

多彩な人が集まる おもしろい部署です

デジタル推進室がおもしろいのは、コンテンツの制作経験が豊富なディレクターもいれば、プログラミングやウェブ開発などを担うエンジニアもいるところです。コンテンツといっても、ニュースや報道などの放送に関するもの、ウェブやアプリといったデジタル・コンテンツなど幅広く、いろいろな知識・経験を持っている人が集まる部署です。雑談からも刺激が得られ、新しい知識がどんどん吸収できますね。わからないことも質問すればウエルカムで、快く教えてもらえます。

私たち若手の意見を尊重してくれるところも、この部署の特徴ですね。私たち世代が当たり前に思っているSNSのリテラシーやユーザー感覚を、年配の方々と共有することは易しい事ではありませんが、それは会社でも同じです。職場では、年齢が上の上司たちから「教えて」と言われる機会が多いので不思議な気もしますが、自分たちが頼りにされているんだなと感じてポジティブな気持ちになれます(笑)。

デジタルにはまだまだ可能性があります

NHKグローバルメディアサービスの事業は、放送に関するものが多いのですが、社内からは「デジタル化してもっと効率的に仕事がしたい」「デジタルでもっと新しいことができるのでは」という声を多く聞きます。会社全体でもっとデジタルの活用を進めていく必要があると感じていますし、わたしも社内連携の橋渡し役を担っていくことが、成長のきっかけになると考えています。

先輩たちからは「テレビ業界は先細り」といった言葉を聞きますが、「コンテンツを見たい」という欲求は今後もなくなることはないと思うんです。ですからテレビに対してものすごい悲観もしていません。デジタルには、テレビ業界を変える可能性がたくさんあります。新しいことに挑戦したいという人には、楽しい仕事だと思います。


1日のスケジュール

  • 10:00 出社・メールチェック
  • 10:30 SNSの更新を確認(人気の投稿や話題をチェック)
  • 11:00 チームメンバーと情報共有(チャットツールを使ってリモート会議)
  • 12:00 各アカウントからの問い合わせなどにメールなどで対応
  • 13:00 昼食・休憩
  • 14:00 会議(NHKのSNS運用や編成について情報収集)
  • 15:00 会議(部署内定例会議)
  • 15:30 資料作成(他の放送局やメディアとも比較しながら分析)
  • 17:00 オンライン勉強会・研修
  • 18:30 退社

小堀 剛

映像制作ディレクター

ニュース映像を届ける“最終走者”「伝えたい」という気持ちを大切にしています

金窪 夏生

字幕制作ディレクター

“音を字幕で表現しきる”仕事に使命を感じています

根立 真衣

スポーツ中継ディレクター

「いい瞬間」をとらえたとき大きな達成感を覚えます

渡邊 朱里

デジタルサイネージ・モバイル事業

時代はデジタルサイネージテレビとは違うやりがいがあります

餌取 慎吾

番組制作ディレクター

番組は自分ひとりでは作れません人と出会い、つながり、思いに耳を傾ける

丸岡 朋生

ニュース制作ディレクター

世界のニュースを体感できる仕事毎日とても刺激的です

籾山 智章

ニュースカメラマン

誰でも映像を撮れる時代だからこそ心に響く映像をめざしています

伊藤 紅衣

国際映像コーディネーター

“歴史的瞬間”に立ち会う感動日本にいながら世界に関われるのが魅力

田邊 幸

映像制作ディレクター

NHKコンテンツのワクワク・ドキドキをより多くの人に届けたい

CULTURE環境を知る

  • CULTURE 01 Career(キャリアアップ/研修制度)
  • CULTURE 02 WLB(ワークライフバランス)
  • CULTURE 03 InfoGraphics/数字で見るGメディア